最後に
私が政治の道を志す理由。
それは、日本の政治が「生活者の声」を十分に拾えていないと痛感したからです。
現場で汗をかき、日々を懸命に生きている普通の人々の思いが、
政治に反映されていないのではないでしょうか。
例えば、私たちの暮らしには数々の重い税負担がのしかかっています。
消費税、所得税、自動車税、固定資産税、相続税……挙げればきりがありません。
これだけ真面目に納税していても、生活は楽にならず、
真面目に働いている人が報われない社会になってしまっているのではと感じます。
働く世代は将来への不安と閉塞感を抱えています。
特に就職氷河期に社会に出た世代の方々は、正社員になれなかったり不安定な雇用に苦しんだりして、未だに厳しい状況に置かれたままです。
また、一生懸命働いていても給与が上がらず、将来に希望を持てない――そんな声も数多く耳にします。
社会では人と人とのつながりが弱まり、孤立してしまう人々も増えています。
職場ではお客様からの過剰な要求や暴言、いわゆるカスタマーハラスメントに苦しんでいる労働者も大勢います。
メンタルヘルスの不調に悩む方も少なくありません。
さらに深刻なのは自殺者の増加です。
長年減少傾向にあった自殺者数がここ数年で再び増え始め、昨年は2万人以上もの尊い命が自ら断たれてしまいました。
このように、今の日本では「普通に生きること」さえ難しいと感じざるを得ない現実があります。
私はこうした現状を決して黙って見過ごすことはできません。
だからこそ政治の力で暮らしを良くしたい、
生活者一人ひとりに寄り添う政治に変えたいと強く思いました。
政治がもっと生活者の方を向き、頑張る人がきちんと報われる社会を取り戻したいのです。
また、私自身を育ててくれた地元富山に恩返しがしたいという思いも、この決意を後押ししました。
生まれ育った富山のため、日本の未来のために、私は立ち上がる決意を固めました。
私が目指す日本の姿、それは、
「普通に働き、普通に生活し、安心して老後を迎えられる日本。」
私はそんな当たり前の幸せを実感できる日本を取り戻したいのです。
精一杯頑張ることをお約束し、私の決意表明といたします。
庭田 幸恵 （ゆきえ）
